取引所と販売所の違いをイラストでやさしく解説【手数料が20倍違う?】

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取引所と販売所

「取引所」と「販売所」ってなに?

仮想通貨の売り買いにかかる手数料をできる限り安くしたいな

このようなお悩みを解消します。

この記事でわかること
  • 「取引所」と「販売所」のしくみ
  • とにかく手数料を安くしたいなら「取引所」
  • とにかく少額からはじめてみたいなら「販売所」

仮想通貨(暗号資産)を売り買いするには「取引所」と「販売所」という2つの場所があり、それぞれ売り買いのしくみが大きく異なります。

そこで、この記事では「販売所」と「取引所」のしくみと選び方についてイラストを使ってやさしく解説します。

この記事を書いた人
プロフィール
あいず
@eyezroom
  • メーカー勤務の副業ブロガー
  • 副業月収5万円以上
  • 2022年4月からNFTを100点以上売買
  • 株式投資7年・仮想通貨投資4年
  • 妻と1歳の息子の3人暮らし
目次

「取引所」と「販売所」のしくみ

はじめに「仮想通貨交換業者」について説明してから、「取引所」と「販売所」のしくみについて解説します。

仮想通貨交換業者とは?

仮想通貨交換業者

仮想通貨交換業者とは、など仮想通貨と日本円を交換するためのサービスを提供している業者のことです。

ビットフライヤーやコインチェックって「取引所」じゃないの?

あいず

半分正解!「取引所」というのは仮想通貨交換業者が提供しているサービスの1つです。

「取引所」はフリーマーケット

それでは「取引所」とはいったいどんな場所なのでしょうか?

取引所のイメージ

「取引所」は、ひとことで言うとユーザー同士で仮想通貨を売り買いする場所です。

仮想通貨はつねに値段が上下しているので、仮想通貨を欲しい人は「できるだけ安く買いたい」、仮想通貨を手放したい人は「できるだけ高く売りたい」と考えています。

そこで、仮想通貨交換業者はユーザー同士が希望の条件で仮想通貨を取引できる場所(取引所)を提供しています

あいず

取引所はフリーマーケットをイメージしてください。仮想通貨業者は仮想通貨フリマを開く場所を提供している感じです。

「販売所」はリサイクルショップ

販売所のイメージ

「取引所」ではユーザー同士で仮想通貨を売り買いしていましたが、「販売所」では、仮想通貨交換業者とユーザーの間で売り買いします

つまり、仮想通貨交換業者が販売価格と買取値段を決めてユーザーと取引をしているのが「販売所」です。

あいず

販売所のイメージはリサイクルショップです。仮想通貨を店頭に並べて売ったり、ユーザーから買い取ったりしている感じです。

取引所と販売所の選び方

それでは、「取引所」と「販売所」のどちらで仮想通貨を売り買いすると良いのでしょうか?

簡単にまとめると以下のとおりです。

販売所と取引所の選び方

取引所と販売所のメリット・デメリットを正しく理解して、自分にあった方を選ぶことが大切です。

手数料の安い「取引所」がオススメ

僕も含め、仮想通貨を定期的に購入している人の多くは「取引所」を使っています

理由は単純で、「販売所」と比べて売買手数料がめちゃくちゃ安いからです。

あいず

投資をするうえで、無駄な出費(手数料)を抑えるというのは鉄則!

それでは、「販売所」と「取引所」でどれぐらいの手数料の差があるのか見ていきましょう。

「取引所」の売買手数料

はじめに「取引所」の売買手数料を見ていきます。

「取引所」の売買手数料とは、フリマで言うと場所代です。仮想通貨の売り買いをさせてもらう代わりに、売り買いした金額のうち何%かを仮想通貨交換業者に支払っています。

たとえば、ビットフライヤー・コインチェック・GMOコインの「取引所」における売買手数料は次のようになっています。

あいず

ここでは初心者におすすめな3銘柄を取り上げてみました

スクロールできます
ビットフライヤー
コインチェック
GMOコイン
bitbank
ビットコイン
ビットコイン(BTC)
0.01 ~ 0.15%無料Maker:-0.01%
Taker:0.05%
 Maker:-0.02%
Taker:0.12%
イーサリアム
イーサリアム(ETH)
0.01 ~ 0.15%取り扱い無しMaker:-0.01%
Taker:0.05%
 Maker:-0.02%
Taker:0.12%
リップル
リップル(XRP)
0.01 ~ 0.15%取り扱い無しMaker:-0.01%
Taker:0.05%
 Maker:-0.02%
Taker:0.12%
仮想通貨交換業者の取引所における売買手数料(2022/5/4 現在)

は売り買いした額の0.01~0.15%が手数料として掛かります。たとえば、ビットコインを5万円分買ったら最大75円(5万円 x 0.15%)の手数料がかかるということです。

一方、はビットコインは売買手数料0円で利用できますが、イーサリアムやリップルといった人気銘柄の「取引所」がありません。

また、は注文の仕方によっては手数料がマイナス、つまり注文したらお金が返ってきます。たとえば、はビットコインを5万円分買ったら5円(5万円 x 0.01%)返ってきます。

じゃあGMOコインやビットバンクがおすすめってこと?

あいず

現状GMOコインがオススメですが、売買手数料以外にもアプリの使いやすさ取引所にどれぐらいの人がいるか、送金手数料なども重要です。まずは3社の口座を開いて使い勝手を確認してみると良いですよ!

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「販売所」の見えない売買手数料:スプレッド

つぎに「販売所」でかかる売買手数料について見ていきましょう。

販売所の手数料って無料なんじゃないの?

あいず

販売所の売買手数料は無料と表記されていることが多いですが、じつは見えない売買手数料がかかっているんです。

販売所の見えない手数料の仕組み

さきほど「販売所」はリサイクルショップと同じという説明をしましたが、実際に仮想通貨交換業者はユーザーから安く仮想通貨を買い取って、他のユーザーに高く仮想通貨を売っています

つまり、ユーザーが売り買いした金額に対して何という手数料を取っているわけではないので、「販売所」の売買手数料は無料という表現になっています

しかし、実際は「販売所」で仮想通貨を売ったり買ったりした時点で、見えない手数料を支払っていることになります

あいず

この買取り額と売出し額の差をスプレッドと呼びます。「手数料相当額」と読んでいる仮想通貨交換業者もあります。

上のイラストだと少し金額が大きくてイメージしづらいので、売買するビットコインの数量を1/100(0.01BTC)にしてみましょう。

0.01BTC買った場合の見えない売却手数料

ビットコインを0.01BTC買った場合、相場が57,200円に対して購入価格は59,088円なので実質的な購入手数料は約1,900円となります。

た、高い…ビットフライヤーの取引所だと5万円で75円の手数料だったのに。

あいず

基本的に取引所をおすすめしているのはこれが最大の理由です!

少額からはじめたいなら「販売所」もアリ

手数料がこんなに高いのに「販売所」で売り買いするメリットってあるのかしら?

あいず

「販売所」で売り買いする最大のメリットは少額から仮想通貨を購入できることです

意外と知られていませんが「取引所」と「販売所」では仮想通貨の最小注文量が違うため、必要な元手金額が大きく違ってきます

たとえば、ビットフライヤー・コインチェック・GMOコインの取引所と販売所でビットコインの最小注文量を比較してみると次のとおりです。

スクロールできます
ビットフライヤー
コインチェック
GMOコイン
bitbank
取引所4,000
(0.001BTC
20,000
(0.005BTC
400
(0.0001BTC
400
(0.0001BTC
販売所10050040
(0.00001BTC
1
(0.00000001BTC
仮想通貨交換業者の取引所における売買手数料(2022/7/21 現在)
※日本円換算は1BTC=4,000,000円で計算

このように、「販売所」で必要な元手金額は「取引所」と比べるとかなり少なく済むことがわかります

仮想通貨を買うのが初めてで「まずは少額でいいから仮想通貨を買ってみたい」ということであれば、「販売所」での購入は良い選択と言えます。

あいず

は他の仮想通貨交換業者と比べて取引所で必要な元手金額が安いので、少額から始める場合でも取引所を使えますね。

「取引所」と「販売所」のメリット・デメリットを正しく理解して、自分にあった方法で仮想通貨を購入しましょう!

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おわりに:自分にあった方法で仮想通貨を買ってみよう

「取引所」と「販売所」の違いがわかったら、つぎは実際に仮想通貨を買ってみましょう!

仮想通貨を買うのがはじめての方は、まずビットコインかイーサリアムを買ってみるのがオススメです。

以下の記事では、「取引所」で仮想通貨を購入する方法を実際の画面を使って具体的に解説しているので参考にしてください。

それでは:)

取引所と販売所

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