
自分の作品で今話題のOrdinalsを作ってみたいな

ビットコインNFT作るのって難しそう…
このようなお悩みを解消します。
- ビットコインNFT作成サービスを使ったOrdinalsの作り方
こんにちは、あいず ( @eyezroom ) です。
最近、SNSで話題になっているビットコインNFTのOrdinasl(オーディナルズ)ですが、「興味はあるけど難しそう…」と思っているクリエイターの方も多いはず。
じつは、Ordinalsを簡単に作成してくれる便利サービスを使えば、一瞬で自分の作品をOrdinalsにできちゃうんです。
この記事では、Ordinalsの作り方についてやさしく解説していきます。

Ordinalsは2023年1月に誕生したばかりの最新トレンド!
\Ordinalsをはじめるなら必須/
こちらの記事は2023年4月17日時点の最新情報です。ビットコインNFTの環境は現在急速に変化していますので詳細については自己責任(DOYR)でお願いします。

@eyezroom
- メーカー勤務の副業ブロガー
- 2022年4月からNFTを100点以上売買
- NFTを楽しみながら含み益1,000万円突破(2023/5時点)
- 株式投資6年・仮想通貨投資3年
- 妻と1歳の息子の3人暮らし
そもそもOrdinals(オーディナルズ)とは?
Ordinalsとは、ひとことで言うと「ビットコインNFT」のことです。
これまでお金としてしか使えなかったビットコインですが、2023年1月にOrdinal
Theory
という新しい理論が発表され、NFTの売り買いができるようになりました。
ここでは、かんたんにOrdinalsの特徴をまとめておきます。
- Ordinalsは「データが永遠に残る」
- Ordinalsは「ハッキングリスクが低い」
- Ordinalsは「これからピークに向かう」
Ordinalsの仕組みや将来性、従来のイーサリアムNFTとの違いは下記の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
>>Ordinals(オーディナルズ)とは?始め方を徹底解説

Ordinalsの作り方
Ordinalsの作り方は以下の5ステップです。
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを作る

OrdinalsWalletにビットコインの入金ができている方は手順5から!
手順1:OrdinalsWalletを作る
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを作る
まずはじめに、Ordinalsやビットコインを保管するのに必要なOrdinalsWalletというお財布を作ります。

スマホ画面で解説しますが、パソコンでも同じ手順!

ブラウザからOrdinalsWalletにアクセスして「Create new wallet」をタップ。
OrdinalsWalletの偽サイトが報告されているので注意してください。Google検索のトップなどから飛ぶと詐欺サイトの可能性があります。ちなみに上のリンクは安全です!

「Create new wallet」をタップ。

任意のパスワードを入力したら「Generate seed phrase」をタップ。

12個の英単語が表示されるので、順番も含めて正しく「紙」にメモして「Next」をタップ。
ウォレットを復元するために使うパスワードのことで、スマホを新しくしたときなどに使います。リカバリーフレーズさえわかれば誰でもウォレットを復元できてしまうため管理には注意してください。

12個の英単語が表示されるので、メモしたリカバリーフレーズの3、6、9、12番目の英単語を順番に選んだら「Next」をタップ。

Successと表示されたら「Enter」をタップ。

これでOrdinalsWallet作成完了です!

このページをブックマークしておくと便利!
手順2:GMOコインでビットコインを買う
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを作る
つぎに、Ordinalsを作るときの手数料として必要なビットコインを準備しましょう。
以下の記事を参考にして必ず「GMOコイン」でビットコインを購入してください。


1万円分ぐらい買っておけば十分です!
【注意】コインチェックやビットフライヤーからはOrdinalsWalletに送金不可
現在、日本の仮想通貨取引所でOrdinalsWalletにビットコインを送金できるのは「GMOコイン」だけです。
コインチェックやビットフライヤーにビットコインがある場合は、一度GMOコインに送金してからOrdinalsWalletに送金しましょう。

bybitなど海外取引所経由で送る方法もありますが、税金処理が面倒!
手順3:GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを買う
GMOコインで買ったビットコインをOrdinalsWalletに送金するための準備をします。

GMOコインのアプリを開いて「預入/送付」をタップ。

「BTC(ビットコイン)」をタップ。

送付タブからビットコインを選択して「新しい宛先を追加する」をタップ。

「GMOコイン以外」をタップ。

「プライベートウォレット(MetaMask)など」をタップ。

「ご本人さま」をタップ。

本人情報に間違いが無いことを確認したら「宛先情報の登録画面」をタップ。

ここで、ブラウザのOrdinalsWalletを開き、OrdinalsWalletのアドレスをタップ。

OrdinalsWalletのアドレスが自動でコピーされます。

GMOコインの画面に戻って、画面を下にスクロール。

任意の宛先名称を入力し、先程コピーしたOrdinalsWalletのウォレットアドレスを貼付け。

ビットコインアドレスは直打ち禁止!

下まで確認が終わったら「確認画面へ」をタップ。

宛先情報をすべて確認し、ボックス2つにチェックを入れたら「登録する」をタップ。

GMOコインに登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

このようなメールが届くのでリンクをタップ。

宛先情報に間違いが無いことを確認したら「認証を完了する」をタップ。

これでOrdinalsWalletのアドレス登録申請は完了です。

このようなメールが届いたら宛先リストにOrdinalsWalletが追加されます。

審査にはだいたい10〜20分ぐらいかかります!
手順4:GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを作る

GMOコインの仮想通貨送付画面をひらいて、先程登録したアドレスをタップ。

宛先情報を確認し、ボックスにチェックを入れたら「次へ」をタップ。

OrdinalWalletに送金する金額を入力して、送付目的を選択。

GMOコインの最小総金額は0.02BTCだけど、全ビットコインを送れば0.02BTC以下でもOK!

「SMSで2段階認証コードを受け取る」をタップして、送られてきた6桁の認証コードを入力。

2つのボックスにチェックを入れたら「確認画面へ」をタップ。

送付内容を確認したら「実行」をタップ。

この画面が表示されたらビットコイン送金の申請完了です。

OrdinalsWalletを開いて先程送金した金額が表示されていれば送金成功です。

送金申請完了後10〜20分ぐらいかかります!
手順5:Ordinalsを作る
- OrdinalsWalletを作る
- GMOコインでビットコインを買う
- GMOコインにOrdinalsWalletのアドレスを登録する
- GMOコインからOrdinalsWalletにビットコインを送金する
- Ordinalsを作る
それでは自分の作品でOrdinalsを作ってみましょう!
「Gamma」というOrdinals作成を代理でおこなってくれるサービスを使った例を紹介します。

サービスを使わずにOrdinalsを作るのは超絶メンドウ!
Gammaにアクセス

ブラウザからGammaにアクセスして右上の「≡」をタップ。

「Create」タブをひらいたら「Create inscriptions」をタップ。

作業手順が表示されるので、画面下に移動。
作品のタイプを選択

作成したOrdinalsのタイプを以下の3つから選んでタップ。
1枚の画像をアップロードできる
Single Image
複数枚の写真をアップロードできる
Bulk Images
テキストをアップロードできる
Text

この例では1枚のイラストでOrdinalsを作成するので「Single Image」を選びました
作品のアップロード

「Drop files here or click to browse」をタップしてOrdinalsにしたい作品をアップロードしてください。

パソコンの方はドロップしてもOK!

アップロードした作品が表示されたら「Continue」をタップ。
ネットワーク手数料を選択

作品をビットコインのネットワークにアップロードするための手数料を選択します。
以下の4つから支払う手数料を選んだら「Continue」をタップ。
- Economy fee
手数料は安いが、アップロード完了まで3日以上掛かることも。 - Normal fee
標準的な手数料で、数時間以内でアップロードが完了する。 - Higher fee
相場より高めの手数料で、1時間以内にアップロードが完了する - Custom fee
自分で手数料を変更できる。上級者向け。

基本的には「Normal fee」がおすすめ!
Ordinals作品の送り先を入力
つぎに、Ordinals作品をどこのウォレットに送るかを設定します。

ここで、OrdinalsWalletを開き、OrdinalsWalletのウォレットアドレスをタップ。

OrdinalsWalletのアドレスが自動でコピーされます。

先程コピーしたウォレットアドレスを「Recipient bitcoin address」に貼付け。
その他必要に応じて情報を入力したら「Continue」をタップ。

「Email address」を入力しておくと、注文時とアップロード完了時にメールが届くので便利!
利用規約の確認

規約が表示されるので一番下までスクロールしたらチェックを入れて「Agree and continue」をタップ。

右下のパーセントが100%にならないとチェックを入れられません。
手数料を支払う
Gammaに手数料を支払います。

まずは支払い額である「Spend this amount」の「
」をタップしてコピー。
スマホで作業している場合は、このページだけ横表示で見てください。

OrdinalsWalletを開き、「Send」をタップ。

画面を下にスクロールすると送金情報入力画面が表示されるので、「Amount」にさきほどコピーしたGammaへの支払い額を貼付け。

送金額を間違えるとGammaのサポートに連絡しなくちゃいけないので慎重に!

Gammaに戻り、手数料の支払先である「To this address」の「
」をタップしてコピー。
OrdinalsWalletの送金情報入力画面にもどり、「Spend to bitcoin address」にさきほどコピーしたGammaのウォレットアドレスを貼付け。

ウォレットアドレスの直打ちは禁止!必ずコピペでやりましょう

入力内容に間違いが無いことを確認したら「Send」をタップ。

OrdinalsWalletのパスワードを入力したら「Unlock wallet」をタップ。

送金先のGammaのウォレットアドレスに間違いがないことを再確認したら「Confirm」をタップ。

これでネットワーク送金手数料の支払い完了です。
進捗確認
手数料の支払いが完了したら、あとは待つだけです。
進捗状況を確認する方法があるのでご紹介します。

Gammaの支払情報ページを下までスクロールして「Continue」をタップ。

「Status」と書いてあるところに現在の状況が表示されます。

問題が起きた時のためにこのページはブックマークしておきましょう!
Statusの表示には以下のようなものがあります。
- Payment pending(支払い保留中)
Gammaへの支払いが行なわれていないか、まだ支払い情報が検出されていない状態 - Payment in progress(支払い中)
支払い情報を検出したが、まだ金額確認はできていない状態 - Insufficient payment received(支払金額不足)
手数料が不足している状態。Gammaのサポートに連絡して返金してもらう必要があります。
※不足分を追加送金するのはNG! - Payment received(支払い済み)
手数料の支払いが完了した状態。 - Inscription in progress(Ordinals作成中)
作品をビットコインのネットワークに乗せる順番待ちの状態。 - Inscription created(Ordinals作成完了)
作品がビットコインのネットワークに乗った状態。 - Transfer in progress(Ordinals転送中)
Ordinals作品をGammaからあなたのウォレットに送っている状態 - Completed(完了)
Ordinals作品があなたのウォレットに届いた状態。 - Inscription failed(Ordinals作成失敗)
Ordinals作成が失敗した状態。Gammaのサポートに連絡して返金してもらう必要があります。 - Transfer failed(Ordinals作品の転送失敗)
Ordinals作品をあなたのウォレットに届けられなかった状態。Gammaのサポートに連絡して返金してもらう必要があります。

「Completed」になったら完了!
Ordinals作成完了
Ordinals作成が完了したら、自分のウォレットに作品があるか確認しましょう。

OrdinalsWalletのトップページを開いて、下にスクロール。

このように表示されていればOrdinals作成完了です!

262,033番目のOrdinals作品ってこと!
おわりに:NFTの移動とハッキング対策
自分の作品でOrdinalsを作ることはできましたか?
Ordinalsは作成された順にInscriptionナンバーが刻まれていきますが、数字が若いほど初期に作った価値の高い作品になるはずです。
2023年1月に始まったばかりの新しい技術で、これから爆発的にユーザーが増えていくと予想されているので、どんどん自分の作品をOrdinalsとして刻んでいきましょう!
それでは:)