仮想通貨MATIC(ポリゴン/Polygon)とは?特徴と2つの入手方法を初心者向けに解説【おすすめ国内取引所は◯◯】

仮想通貨MATICとは?

PolygonのNFTを買いたいんだけど、ガス代に必要なMATICってなに?

ETHをMATICにする方法を教えてほしいな

このようなお悩みを解消します。

この記事でわかること
  • ポリゴンネットワークとは
  • 仮想通貨Polygon ETHとMATIC
  • ポリゴン用MATICとイーサリアム用MATIC
  • MATIC入手方法
    • 方法1:取引所でMATICを購入
    1. 方法2:ETHをMATICに変換

こんにちは、あいず ( @eyezroom ) です。

OpenSeaでPolygonのNFTを買おうと思ったら、ガス代としてMATICが必要と言われて困っている方も多いのではないでしょうか。

じつは、MATICには2種類あって正しい方を買わないとガス代として使うことができないというワナも……

そこでこの記事では、Polygon(ポリゴン)やMATICの特徴、そしてオススメのMATIC購入方法についてやさしく解説していきます。

あいず

ポリゴンやMATICの意味がわかると、自分にとってベストなMATIC入手方法がどれか、かんたんに判断できるようになります!

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この記事を書いた人
プロフィール
あいず
@eyezroom
  • メーカー勤務の副業ブロガー
  • 副業月収5万円以上
  • 2022年4月からNFTを100点以上売買
  • 株式投資6年・仮想通貨投資3年
  • 妻と1歳の息子の3人暮らし
目次

仮想通貨MATIC(ポリゴン)とは?

仮想通貨MATICとは、「イーサリアムが持つ問題」を解決するために生まれたPolygonポリゴンというネットワーク用の基本通貨です。

あいず

イーサリアムとポリゴンは親子みたいな関係!

>>はやくMATICの入手方法を知りたい方はここからジャンプ

イーサリアムが持つ問題

イーサリアムが持つ問題

イーサリアムのネットワークはNFTアートの取引やブロックチェーンゲーム、新しい金融サービスであるDeFiなど様々なサービスで使われています。

そのため、サービス利用者が増えるにつれてネットワークが混雑しやすくなり「取引スピードが遅くなる」「手数料(ガス代)が高くなる」といった問題がたびたび発生してきました。

このような問題を解決するために作られたのが、Polygonポリゴンと呼ばれるネットワークです。

ネットワーク利用者が増えて取引スピードが遅くなることを、専門用語でスケーラビリティ問題といいます。

イーサリアムとポリゴンの違い

ポリゴンはイーサリアムの仕組みを使っているのですが、取引処理の方法に違いがあります。

ひとことで説明すると、取引時に通過するチェックポイント数の違いです。

イーサリアムとポリゴンの違い

ある取引をするとき、イーサリアムは各駅停車の電車のように、いろんな情報を各駅でチェックしてから進んでいくので非常に時間がかかります。

いっぽうで、ポリゴンは新幹線のように別の経路を通って少ない停車駅で終点に到着するため取引処理スピードが速く、結果的に手数料を下げることができるわけです。

あいず

このポリゴンのネットワークを正式にはPolygon PoSといいます。

メインのブロックチェーンに並行したサブのブロックチェーンのことをサイドチェーンと言います。つまり、Polygon PoSはイーサリアムのサイドチェーンです。(厳密に言うとレイヤー2とサイドチェーンのハイブリッド)

Polygon ETH(紫ETH・WETH)とMATIC

それでは、実際にポリゴンのネットワークで取引をするにはどうしたらいいのでしょうか?

ポリゴンのネットワーク内でETHを送金する例を見ていきましょう。

ポリゴンの世界におけるETH:Polygon ETH(紫イーサ・WETH)

ETHとPolygon ETH

じつは、ポリゴンのネットワークでETHを使うことはできません

なぜなら、ポリゴンとイーサリアムは親子の関係ではあるものの、まったく異なるネットワークだからです。

そこで、まずはイーサリアムで使えるETHをポリゴンで使えるETH(Polygon ETH)に変換ブリッジしてあげる必要があります。

ちなみに、ETHとPolygon ETHは同じ価値になるようにプログラミングされているので、ETHとPolygon ETHは日本円に換算するとまったく同じ価格です。

あいず

Polygon ETHの正式なアイコンはありませんが、ポリゴンネットワークのメインカラーである紫色のイーサアイコンがよく使われます。

参考:2種類のWETH(赤イーサと紫イーサ)

イーサリアムのWETHとポリゴンのWETH

Polygon ETHは紫イーサのほかに、ポリゴン用のラッピングをしたETHという意味でWETH(Wrappedラップド ETH)と呼ぶ場合もあります。

ですが、イーサリアムの世界で新しい機能をラッピングしたETHのこともWETHと呼ぶため注意が必要です。

WETHという単語を見たら、イーサリアムとポリゴンどちらの世界の話なのか、しっかり理解するようにしましょう。

あいず

混同を防ぐために、イーサリアムの世界のWETHを赤イーサ、ポリゴンの世界のPolygon ETHを紫イーサと呼ぶこともあります。

ウォレットアドレスはイーサリアムのものを使う

ウォレットアドレスは共通

ETHをPolygon ETHに変換できたら、相手のポリゴンのウォレットアドレスにPolygon ETHを送ります。

ポリゴンはイーサリアムのシステムを活用しているので、ポリゴンのウォレットアドレスはイーサリアムのウォレットアドレスと同じになります。

ポリゴンの世界における基本通貨:MATIC(ポリゴン)

ポリゴンの世界のガス代はMATICで払う

ETHを別ウォレットに送金するときガス代がかかるように、Polygon ETHを送金するときもガス代がかかります。

ここで注意しなければいけないのが、ポリゴンの世界の通貨でガス代を払わなければいけないという点です。

このときガス代の支払いに使われるポリゴンの世界の基本通貨をMATICマティックといいます。

なお、Polygon ETHはETHをポリゴンの世界で使うためにあとから作られた仮想通貨のため、ガス代の支払いに使うことはできません

あいず

ポリゴンの世界の基本通貨なのでMATICのことをポリゴンと呼ぶ人もいます。

Polygonネットワークは最近ついた名前で、もともとMATICネットワークという名前でした。このときの名残で単位としてMATICが残っています。

2種類のMATIC:MATICとwMATIC

MATICとwMATIC

初心者がよくハマるのが、じつはMATICには2種類あるという点です。

しかし、ここまでの説明が理解できていればそれほど難しくはありません。

ひとことで言えば、ポリゴンで使えるMATICイーサリアムで使えるMATICという違いです。

これらを区別するために、イーサリアムで使えるMATICのことをwMATICWrappedラップドMATICマティック、ERC20用MATIC)と呼ぶこともあります。

あいず

ほとんどの場合、どちらもMATICと呼ばれるので、自分でMATICなのかwMATICなのかを調べなければいけません!

wMATICはイーサリアムの世界でしか使えないので、当然ポリゴンの世界のガス代としては使えません。また、イーサリアムの世界ではETHが基本通貨なのでwMATICはあまり使い道の無い通貨です。

取引所で買えるのはMATIC?wMATIC?

国内でもMATICを購入できる取引所がいくつかありますが、各取引所が取り扱っているのがMATICとwMATICのどちらなのか注意が必要です

2023年9月現在、国内の取引所で買えるMATICの状況は以下のようになっています。

MATIC
取り扱い


SBI VCトレード
Zaif
wMATIC
取り扱い


DMM Bitcoin
MATIC
wMATIC
取り扱い
OKCoinJapan
あいず

wMATICを取扱う取引所は、wMATICではなくイーサリアム用(ERC20規格)MATICと表現しているので気をつけましょう!

参考1:ビットポイントの場合

MATIC(ポリゴン)の入金および出金は、Polygonネットワークのアドレスのみ対応しております。

https://faq.bitpoint.co.jp/faq_detail.html?id=489&category=10017&page=1&cats_not_organic=true

は、注意書きにあるようにポリゴンネットワークで使える通常のMATICです。

参考2:ビットフライヤーの場合

当社で取り扱うポリゴン(MATIC)は、Ethereumネットワーク上のERC-20トークンにのみ対応し、ポリゴン(MATIC)ネットワークには対応していません。

https://bitflyer.com/ja-jp/faq/9-79

はポリゴンという名前でMATICを売っていますが、実際はイーサリアムネットワークで使えるMATICなのでwMATICです。

あいず

ポリゴンで使える通貨ではないのに「ポリゴン」という名前がつけられてたり、MATICもwMATICも同じアイコンが使われるのがややこしい…

違うネットワークに送金/入金したとき

違うネットワークに送金したとき

それでは、取引所から異なるネットワークにMATICやwMATICを送金または入金してしまった場合どうなるのでしょうか?

送る仮想通貨と送金先の組み合わせによる違いは以下の表を参考にしてください。

スクロールできます
送る仮想通貨送金先結果
ポリゴン
MATIC
ポリゴンのMATICのみに対応している取引所取引所に入金
イーサリアムのwMATICのみに対応している取引所無くなる
イーサリアム
wMATIC
ポリゴンのMATICのみに対応している取引所無くなる
イーサリアムのwMATICのみに対応している取引所取引所に入金

ひとことでまとめると、取引所にMATICやwMATICを送金するとき、取引所が対応していないものを送ってしまうとそのMATICは無くなってしまうので注意しましょう。

あいず

ポリゴンとイーサリアムは同じウォレットアドレスですが、取引所側で受け入れる体制ができていなければ反映できないってこと!

ポリゴンのデメリット:ブリッジの危険性

メリットだらけに見えるポリゴンですが、じつは欠点もあります。

それがイーサリアムとポリゴンの世界をまたぐときのセキュリティが甘いという問題です。

あいず

ネットワークをまたいで通貨を変換することをブリッジといいます。

ブリッジ中が危険

イーサリアムとポリゴンのセキュリティはネットワーク内では十分保たれていますが、ネットワーク間を移動しているときは防御力がかなり落ちます。

たとえば、ETHをPolygon ETHにするときイーサリアムとポリゴンの間にある変換器を使いますが、ハッカー達はこのタイミングを狙ってくるというわけです。

あいず

よくわからないブリッジサービスはハッキングリスクが高いということ!

実際に、2021年10月にはポリゴンにあるMATICの約90%が盗まれる可能性のあったバグが発見されています。幸い、このバグはホワイトハッカーというポリゴンを脅威から守る側の人間が見つけたためハッキング自体は起きませんでした。参考記事

まとめ:イーサリアムとポリゴン

ここまでの情報をまとめると以下の表のようになります。

スクロールできます
イーサリアム
イーサリアム
ポリゴン
ポリゴン
基本通貨ETH
単位:ETH
MATICポリゴン
単位:MATIC
サブ通貨wMATICなどPolygon ETHなど
取引処理
スピード

遅い
10〜15件/秒

速い
7,000件/秒
取引手数料
(ガス代)

高い
〜10,000円/件

安い
〜2円/件
安全性
高い

低い
ブリッジが危険
あいず

ポリゴンにも欠点はあるということを理解しておきましょう!

オススメのMATICの入手方法2選

MATICの入手方法

ここからポリゴン用のMATICを入手する方法について解説していきます。

いくつか入手方法はありますが、シンプルかつ安全に入手できる方法は以下の2つです。

スクロールできます
\オススメ/
入手方法1
取引所で買ったMATICを送る
入手方法2
ETHをMATICに変える
手順1. 取引所でMATICを購入
2. 取引所からメタマスクにMATICを送金
1. ETHをPolygon ETHにブリッジ
2. Polygon ETHをMATICにスワップ
メリット手数料(ガス代)が超少額所有しているETHをMATICに変えられる
デメリット取引所の口座開設が必要手数料(ガス代)が高額
合計手数料
MATICを1万円分準備
500数百〜1万
イーサリアムのガス代次第
入手方法1の詳細はこちら入手方法2の詳細はこちら
あいず

取引所で買ったMATICを送る方が、高額なガス代を回避できるでオススメ!

他にもポリゴン用JPYCを購入してMATICに変換する方法、海外の取引所を使う方法、メタマスクでクレジットカード決済する方法などもあります。

入手方法1:取引所で買ったMATICを送る

取引所で買ったMATICをメタマスクに送る方法を解説します。

  1. ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設
  2. 販売所でMATICを購入
  3. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  4. 取引所からメタマスクにMATICを送金
あいず

手数料が安くすむのと、国内の取引所から直接メタマスクに送金するので安全!

手順1:ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設

  1. ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設
  2. 販売所でMATICを購入
  3. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  4. 取引所からメタマスクにMATICを送金

まずはじめに、ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座を開設しましょう。

2023年6月現在、ポリゴン用MATICを購入できる国内の取引所は以下の4社だけです。

スクロールできます
コインチェックBITPOINTSBI VC TradeZaifOKCOINJAPAN
売買手数料取引所取扱無し取扱無し取扱無しmaker:0%
taker:0.1%
maker:〜0.07%
taker:〜0.14%
販売所5%5%3〜6%6〜7%3%
MATIC
送金
最低額なし5MATIC1MATICなし5MATIC
手数料0.1MATIC無料無料1MATIC無料
運営元マネックスグループ会社SBI HD
グループ会社
SBI HD
グループ会社
カイカエクスチェンジ中国の取引所OK Groupの日本法人

この記事ではを使って手順を紹介していきます。

\ ポリゴン用MATICを買うならここ! /

あいず

僕は送金手数料無料で日本に運営本体があるビットポイントを使ってます!

手順2:販売所でMATICを購入

  1. ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設
  2. 販売所でMATICを購入
  3. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  4. 取引所からメタマスクにMATICを送金

販売所でMATICを購入していきます。

あいず

ビットポイントでMATICが買えるのは販売所だけ!

アプリトップ

スマホアプリを起動したら「MATIC」を選択してから「買う」をタップ。

あいず

上部に表示されるチャートが選択した銘柄になっていればOK!

購入金額を入力

購入する金額を入力したら「確認画面へ」をタップ。

あいず

最低送金額5MATIC以上を買いましょう!

確認

購入金額に間違いがないことを確認したら「確定」をタップ。

購入完了

この画面が表示されたら注文完了です。「OK」をタップして画面を閉じてください。

保有資産の確認

アプリ下部の「保有資産」をタップすると、MATICが追加されているのが確認できます。

手順3:メタマスクにポリゴンネットワークを追加

  1. ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設
  2. 販売所でMATICを購入
  3. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  4. 取引所からメタマスクにMATICを送金

メタマスクでMATICを受け取る準備をしておきます。

Ethereum Main Networkをタップ

メタマスクアプリを起動したら、上部の「Ethereum Main Network」をタップ。

ネットワークの切り替え

「ネットワークを追加」をタップ。

ネットワーク一覧

「カスタムネットワーク」タブをタップ。

あいず

「人気」タブ内にポリゴンネットワークが表示されている場合もありますが、SCAMの可能性もあるので無視しましょう!

カスタムネットワーク

ネットワーク名

Polygon Mainnet

RPC URL

https://polygon-rpc.com

チェーンID

137

シンボル

MATIC

ブロックエクスプローラURL

https://polygonscan.com/

参考:Polygon公式Wiki

各項目を入力したら「追記」をタップ。

あいず

メタマスクにポリゴンネットワークを追加するおまじないなので、内容は理解しなくてもOK!

注意事項

「了解」をタップ。

あいず

ポリゴンやMATICの意味がわかっていれば、書いてあることもなんとなく理解できるはず!

Polygon Mainnet追加完了

上部がPolygon Mainnetになっていれば、メタマスクにポリゴンネットワークを追加完了です。

あいず

イーサリアムのネットワークに戻したいときは「Polygon Mainnet」をタップして「Ethereum Main Network」に切り替えればOK!

手順4:取引所からメタマスクにMATICを送金

  1. ポリゴン用MATICを購入できる取引所で口座開設
  2. 販売所でMATICを購入
  3. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  4. 取引所からメタマスクにMATICを送金

最後に、ビットポイントで買ったMATICをメタマスクに送金します。

下記の記事でビットポイントからMATICを送金する方法を解説していますので、参考にしてください。

>>ビットポイントからメタマスクにMATICを送金する方法

あいず

これでポリゴン用MATICの入手完了です!

入手方法2:ETHをMATICに変える

手持ちのETHをポリゴン用MATICに変換する方法を解説します。

  1. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  2. メタマスクにPolygon ETHを表示させる
  3. ETHをPolygon ETHにブリッジ
  4. Polygon ETHをMATICにスワップ
あいず

手数料は高いですが、手持ちのETHをMATICに変えたいならこの方法!

>> まだETHを持ってない!という方はこちら

手順1:メタマスクにポリゴンネットワークを追加

  1. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  2. メタマスクにPolygon ETHを表示させる
  3. ETHをPolygon ETHにブリッジ
  4. Polygon ETHをMATICにスワップ

メタマスクでMATICを受け取る準備をしておきます。

Ethereum Main Networkをタップ

メタマスクアプリを起動したら、上部の「Ethereum Main Network」をタップ。

ネットワークの切り替え

「ネットワークを追加」をタップ。

ネットワーク一覧

「カスタムネットワーク」タブをタップ。

あいず

「人気」タブ内にポリゴンネットワークが表示されている場合もありますが、SCAMの可能性もあるので無視しましょう!

カスタムネットワーク

ネットワーク名

Polygon Mainnet

RPC URL

https://polygon-rpc.com

チェーンID

137

シンボル

MATIC

ブロックエクスプローラURL

https://polygonscan.com/

参考:Polygon公式Wiki

各項目を入力したら「追記」をタップ。

あいず

メタマスクにポリゴンネットワークを追加するおまじないなので、内容は理解しなくてもOK!

注意事項

「了解」をタップ。

あいず

ポリゴンやMATICの意味がわかっていれば、書いてあることもなんとなく理解できるはず!

Polygon Mainnetの追加完了

上部がPolygon Mainnetになっていれば、メタマスクにポリゴンネットワークを追加完了です。

あいず

イーサリアムのネットワークに戻したいときは「Polygon Mainnet」をタップして「Ethereum Main Network」に切り替えればOK!

手順2:メタマスクにPolygon ETHを表示させる

  1. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  2. メタマスクにPolygon ETHを表示させる
  3. ETHをPolygon ETHにブリッジ
  4. Polygon ETHをMATICにスワップ

メタマスクにMATICしか表示されていない状態なので、Polygon ETHも表示できる設定にしていきます。

トークンをインポート

「トークンをインポート」をタップ。

あいず

トークンとは仮想通貨のこと!

PolygonETHのインポート

トークンアドレス

0x7ceB23fD6bC0adD59E62ac25578270cFf1b9f619

トークンシンボル

WETH

チェーンID

18

参考:PolygonETH(WETH)のトークン詳細

「カスタムトークン」タブを選択し「トークンアドレス」を入力。

数秒待ちトークンシンボルとトークンの小数桁数が自動入力されたら「インポート」をタップ。

あいず

PolygonETHの単位がWETHとなっている理由はこちらを参考にしてください。

 Polygon ETHのインポート完了

Wrapped Etherが追加されたらPolygon ETHの追加完了です。

あいず

Wrapped Etherと書かれていますが、ポリゴンのマークがついているのでPolygon ETHのこと!

手順3:ETHをPolygon ETHにブリッジ

  1. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  2. メタマスクにPolygon ETHを表示させる
  3. ETHをPolygon ETHにブリッジ
  4. Polygon ETHをMATICにスワップ

イーサリアムの世界のETHをポリゴンの世界のETHであるPolygon ETHにブリッジ(変換)します。

Polygon Bridge公式サイト

メタマスクのブラウザPolygon公式のブリッジサイトにアクセス。

あいず

GoogleやTwitterなどのリンクはハッキングされるリスクがあるので避けること!上記のリンクは安全です。

>>【iPhone向け】メタマスクのブラウザを一瞬で起動する方法

PoSのBridgeを選択

「Proof of Stake」のタブを選択して「Bridge」をタップ。

あいず

このとき右上の「Connect to a Wallet」で接続するとZkEVMという異なるシステムに繋がってしまうので注意!

メタマスクを選択

メタマスクのアイコンをタップ。

アカウントの接続確認

「接続」をタップして、Polygon Bridgeサイトにログインします。

ブリッジする金額を入力

Polygon ETHにブリッジ(変換)する金額を入力して「Transfer」をタップ。

あいず

ここでは0.001ETHとしていますが、はじめてPolygonETHを手に入れるならもっと0.01ETH以上入れておくと余裕があります。

注意事項

「Continue」をタップ。

ガス代の見積もり

ガス代の見積もりが表示されます。

あいず

少し高めに見積もられてます。実際はもっと安いはず。

ブリッジ内容の確認

ブリッジ内容の確認が表示されるので、問題なければ「Continue」をタップ。

ブリッジ開始

「Continue」をタップ。

あいず

ETHをポリゴンネットワークに預ける取引を行います

ネットワーク切り替え

メタマスクがポリゴン(Polygon Mainnet)のままの場合は「ネットワークを切り替える」をタップして、イーサリアム(Ethereum Main Network)に切り替えます。

あいず

ETHからPolygon ETHへのブリッジはイーサリアムの世界の変換器を使うのでイーサリアムネットワーク!ガス代もETH払いです。

ガス代の確認

ガス代を確認して問題なければ「確認」をタップして、あとはPolygon ETHが入金されるのを待つだけです。

あいず

このときのガス代は約800円ぐらい。ガス代はイーサリアムネットワークの混雑状況によって上下するので安いタイミングを狙いましょう!

>>イーサリアムのガス代相場の調べ方はこちら

ETHの預け入れプロセス

ETHをポリゴンネットワークに預ける取引が開始されます。

Polygon ETH入金プロセスの開始

ETHのポリゴンネットワークへの預け入れが完了しました。

つぎに、自動でPolygon ETHの入金が開始されます。

あいず

約20〜30分かかるので、のんびり待ちましょう。

ブリッジ完了

30分ほど待って、このような画面が表示されたらPolygon ETHの入金完了です。

あいず

メタマスクでPolygon ETHが入金されていることを確認しておきましょう!

手順4:Polygon ETHをMATICにスワップ

  1. メタマスクにポリゴンネットワークを追加
  2. メタマスクにPolygon ETHを表示させる
  3. ETHをPolygon ETHにブリッジ
  4. Polygon ETHをMATICにスワップ

さいごにPolygon ETHをMATICと交換(スワップ)していきます。

あいず

別同じネットワーク内にある別の仮想通貨と交換することをスワップといいます。

MATICへのスワップ時のガス代

Polygon ETHとMATICのスワップはポリゴンネットワークにある交換器を使うため、MATICでガス代を払わなければいけません。

しかし、最初はMATICを持っていない状態のため、このままだとPolygon ETHをMATICにスワップすることができません

そこで、Polygon公式のブリッジサイトでは少額のMATICガス代無料でスワップできるツールが準備してあります。

あいず

正直、このガス代無料でスワップできる分だけでしばらくMATICには困らないです。

Proof of StakeのSwapにアクセス

Polygon公式のブリッジサイトのトップに戻り「Proof pf Stake」の「Swap」をタップ。

Swap for Gas

「Swap for Gas」をタップ。

Polygon ETHとスワップするMATICを入力

Polygon ETHをMATICにスワップする金額を1〜10MATICの範囲で入力して「Approve」をタップします。

あいず

必要なMATICの目安としては、1回の取引でだいたい0.1〜1.0MATIC使うので10MATICぐらいあれば十分!

署名

「署名」をタップ。

あいず

「Polygon ETHを自由に動かしてもいいよ」という署名を提出します。

スワップ実行

つづいて「Transfer」をタップ。

署名

「署名」をタップ。

あいず

「スワップを実行してもいいよ」という署名を提出します。

スワップ完了

この画面が表示されたらスワップ完了です。

あいず

メタマスクでMATICが増えていることを確認しておきましょう!

もっとMATICが欲しいとき

手順4で入手できるMATICでは足りない場合、ガス代を払ってPolygon ETHをMATICにスワップする必要があります。

Proof of StakeのSwapにアクセス

Polygon公式のブリッジサイトのトップに戻り「Proof pf Stake」の「Swap」をタップ。

Swapを選択

「Swap」をタップ。

MATICにスワップするPolygon ETHの数量を入力

MATICにスワップするPolygon ETHの数量を入力したら「Approve」をタップ。

コントラクトにウォレット操作を承認

ガス代を確認したら「承認」をタップ。

あいず

ここでは、Polygon ETHとMATICの交換器に自分のウォレット内の資金を移動する権限を与えています。ここでのガス代は1円未満。

この承認の相手がハッカーだとウォレット内のポリゴンの資産はすべて盗まれてしまいます。必ずポリゴン公式サイトを使ってブリッジやスワップをすることをオススメします。

Swapの実行

画面が切り替わったら「Swap」をタップ。

確認画面

内容を確認して問題なければ「Swap」をタップして、スワップを実行します。

ガス代の確認

ガス代を確認したら「確認」をタップ。

あいず

今回はスワップを実行するためのガス代を支払います。約10円ぐらい。

スワップ完了

しばらく待ってこのような画面が表示されたらスワップ完了です。

あいず

メタマスクでMATICが増えているか確認しておきましょう!

おわりに:ポリゴンNFTを買ってみよう!

これでポリゴンNFTを買うために必要なPolygon ETHとMATICを入手することができました。

あとはOpenSeaで普通のETHのNFTと同じようにPolygonETHを使ってNFTを買ってみましょう!

MATICは意外とすぐ無くなってしまいがちなので、定期的に補充するのがオススメです。

それでは:)

仮想通貨MATICとは?

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