オークションに入札したいんだけどWETHが必要と言われてしまった…
WETHを簡単に入手できる方法を教えてほしいな
このようなお悩みを解消します。
NFTをオファーやオークションで買おうとしたら「WETH(赤イーサ)が必要」と言われて困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、WETH(赤イーサ)の特徴と、オススメの入手方法についてやさしく解説していきます。
WETHは赤のイーサアイコンが使われることが多いので「赤イーサ」ともよばれます。
皆さんは普段どの取引所を使っていますか?
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WETH(赤イーサ)とは?
WETHとは、Wrapped ETHの略で「つつみ込まれたイーサ」という意味です。
では、いったいイーサは何につつみ込まれているのでしょうか?
「ラッピング」もつつみ込むって意味ですね!
>> 今すぐWETHの入手方法が知りたい方はこちらからジャンプ
パワーアップしたETH「WETH(赤イーサ)」
WETHは、ETHをERC-20という「あたらしいルール」でつつみ込んだものです。
「あたらしいルール」を追加することで、ふつうのETHではできなかったことがWETHではできるようになりました。
つまり、WETHは新しい装備を身につけてパワーアップしたETHみたいなイメージです。
ETHとWETHの価値はまったく同じ!1ETH=1WETHです。
「WETH」ができるようになったこと
WETHであたらしくできるようになったことを見ていきましょう。
ふつうのETHは「送る人」と「受け取る人」の2人の間でしかやりとりができません。
そこで、WETHには“他の人”が代わりに仮想通貨を送金できる機能が追加されました。
信頼できる人に財布を渡すイメージ!
オークションで「WETH」が使われる理由
それでは、なぜETHに対してこのような機能が追加されることになったのでしょうか?
OpenSeaのオークションを例にしてサクッと解説していきます。
例:固定価格のNFTを買う場合
まずは、OpenSeaで固定価格のNFTを買う場合を考えてみましょう。
買い手がOpenSeaに対してETHを送ると、OpenSeaは売り手にETHを送るのと同時に、買い手にNFTを送ります。
つまり、買い手とOpenSeaの間で仮想通貨をやりとりすれば取引が成立するため、ふつうのETHの機能でやりとりができます。
例:NFTをETHでオークションする場合
つぎに、OpenSeaのオークションをみていきます。
オークションの入札をETHで払う場合、各入札者は入札のたびにOpenSeaに対してETHを送ります。
そしてオークションが終了すると、OpenSeaは最高額の入札者にNFTを送るのと同時に、落札者以外にETHを返金するという流れです。
この場合、同じ人が複数回入札すると必要以上にETHをウォレットに入れておかないといけなくなってしまうため、入札者にとってはとても不便なシステムになります。
図の例では、入札者Aは4ETHでNFTを買えるのに、返金されるとはいえ合計5ETH払っていますね。
例:NFTをWETHでオークションする場合
そこで、オークションではWETHの“他の人”が代わりに仮想通貨を送金できる機能を活用しています。
オークションに入札する人は、WETHを送金するのではなく「買いたい金額の情報+自分のサイン(署名)」をOpenSeaに提出します。
そして、オークションが終了すると“OpenSea”は最高額を提示した人のウォレットからWETHをNFTを売った人に送金しているわけです。
自分のサインを提出することで、OpenSeaが自分のウォレットにあるWETHを自由に動かせる状況にします。
オファーで「WETH」が使われる理由
オファーでWETHが使われる理由についてもみておきましょう。
オファーは買い手が購入希望金額を伝えて、売り手がそれを承認すると売買が成立するシステムです。
そこで、WETHを自由に動かせる仕組みを使って、オファーが承認されたタイミングで”OpenSea”がNFTとWETHを交換してくれています。
もしオファーがETH支払いだと、オファー期限まで支払ったETHは自分のウォレットからなくなってしまうので不便!
赤イーサ・紫イーサとは?
赤のイーサアイコンの他に、紫のイーサアイコンを見かけたことがある方も多いはずです。
これは、ポリゴンと呼ばれるネットワークで使われる「Polygon ETH」という仮想通貨で「紫イーサ」とも呼ばれます。
WETHはイーサリアムネットワーク用の通貨なので、Polygon ETHとWETHは全くの別物である点に注意が必要です。
イーサのアイコンをみたら、どのネットワークで使う通貨なのか確認するクセをつけましょう。
海外では”ポリゴンネットワーク用にラッピングされた“という意味でPolygon ETHを”「WETH」と表記しているところもあるので注意!
WETH(赤イーサ)の入手方法
ここからWETH(赤イーサ)を入手する方法について解説していきます。
WETHを入手する方法はたったの3ステップです。
- ETHを手に入れる
- ETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
スマホの画面で説明しますがパソコンも同様!
手順1:ETHを手に入れる
- ETHを手に入れる
- ETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
WETHを手に入れるには、まずETHという仮想通貨を準備しましょう。
各項目が関連記事のリンクになっているので、実施していない項目があればサクッと終わらせちゃいましょう!
手順2:ETHをWETHに変換する
- ETHを手に入れる
- ETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
つぎに、OpenSeaというNFT売買サイトでETHをWETHにきます。
メタマスクアプリのブラウザからOpenSeaのトップページにアクセスし、上部にある「≡」をタップ。
「My wallet」をタップ。
ETHの「︙」をタップ。
「Wrap」をタップ。
ここで、持っているETHをWETHに変換できます。
変換する金額を入力したら「Convert tokens」をタップ。
WETHをETHに戻すときにETHが必要になるので、0.01ETHぐらいは残しておくのがおすすめ!
ETHをWETHに変換するためのガス代(手数料)を支払います。
ガス代に問題がなければ「確認」をタップ。
ETHをWETHと交換したことをイーサリアムネットワークに記録しなくちゃいけないのでガス代が掛かる!
問題なければ処理中の画面が表示されます。
処理が完了すると、ETHがWETHに変換されます。
これでOpenSeaのオークションやオファーができるようになります!
手順3:WETHをメタマスクに表示する
- ETHを手に入れる
- ETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
メタマスクアプリをひらいて「トークンをインポート」をタップ。
トークンアドレス
0xC02aaA39b223FE8D0A0e5C4F27eAD9083C756Cc2
トークンシンボル
WETH
トークンの小数桁数
18
トークンアドレスを入力してトークンシンボルとトークンの小数桁数が自動入力されたら「インポート」をタップ。
正しいトークンアドレスが入力されていればWETH(Wrapped Ether)が表示されます。
WETHをETHに変換する方法
WETHをETHに変換する方法は以下のとおりです。
メタマスクアプリのブラウザからOpenSeaのトップページにアクセスし、上部にある「≡」をタップ。
「My wallet」をタップ。
WETHの「︙」から「Unwrap」をタップ。
ETHに変換したいWETHの金額を入力したら「Convert tokens」をタップ。
WETHをETHに変換するためのガス代(手数料)を支払います。
ガス代に問題がなければ「確認」をタップ。
ETHとWETHの交換に掛かるガス代はETHで支払うことに注意!
問題なければ処理中の画面が表示されます。
処理が完了すると、WETHがETHに変換されます。
WETH(赤イーサ・赤ETH)に関してよくある質問
WETHについてよくある質問をまとめてました。
おわりに:オークションやオファーをしてみよう!
これでOpenSeaのオークションやオファーで必要なWETHを入手することができました。
あとは実際にオークションやオファーに参加してNFTを買ってみましょう!
それでは:)
>> OpenSeaで「オークション」に参加する方法はこちら
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