
オークションに入札したいんだけどWETHが必要と言われてしまった…

WETHを簡単に入手できる方法を教えてほしいな
このようなお悩みを解消します。
- 仮想通貨WETH(赤イーサ)とは
- WETHの入手方法
- 2種類のWETH:赤イーサと紫イーサ
こんにちは、あいず ( @eyezroom ) です。
OpenSeaでNFTを買おうと思ったのに「You don’t have enough WETH」というメッセージが出てきて買えなかった、という経験はありませんか?
じつは、OpenSeaでオークションの入札やオファーをする場合はETHではなくWETHという仮想通貨が必要なんです。
この記事では、仮想通貨WETH(赤イーサ)の基本、そしてWETHの入手方法についてやさしく解説していきます。

紫イーサとの違いについてもこの記事を読めばわかります!
\ NFTやるなら必須! /

@eyezroom
- メーカー勤務の副業ブロガー
- 副業月収5万円以上
- 2022年4月からNFTを100点以上売買
- 株式投資6年・仮想通貨投資3年
- 妻と1歳の息子の3人暮らし
WETH(赤イーサ)とは?
WETHとは、Wrapped ETHの略で「つつみ込まれたイーサ」という意味です。
では、いったい何につつみ込まれているのか、そしてなぜつつみ込む必要があったのかについて簡単に解説しておきましょう。

「ラッピング」もつつみ込むって意味ですね!
>> 今すぐWETHの入手方法が知りたい方はこちらからジャンプ
WETHは”パワーアップしたETH”

WETHは、ETHをERC-20というルールでつつみ込んだものです。
新しいルールを追加することで、ETHではできなかったことがWETHではできるようになりました。
つまり、WETHは新しい装備を身につけてパワーアップしたETHみたいなイメージです。

ちなみにETHとWETHの価値はまったく同じ!1ETH=1WETHです。
ERC-20によってできるようになったこと

ETHは「送る人」と「受け取る人」の2人の間でしかやりとりができません。
そこで、WETHは新しいルールによって、自分の仮想通貨を”他の人”が代わりに送金できるという機能が追加されました。

信頼できる人と財布をシェアするイメージ!
オークションでWETHが使われる理由
それでは、なぜETHに対してこのような機能が追加されることになったのでしょうか?
OpenSeaを例にしてサクッと解説していきます。
例:OpenSeaで固定価格のNFTを買う場合

まずは、OpenSeaで固定価格のNFTを買う場合を考えてみましょう。
買い手がOpenSeaに対してETHを送ると、OpenSeaは売り手にETHを送るのと同時に、買い手にNFTを送ります。
つまり、買い手とOpenSeaの間で仮想通貨をやりとりすれば取引が成立するため、ふつうのETHの機能でやりとりができます。
例:OpenSeaのオークションでNFTを買う場合

では、OpenSeaのオークションではどうでしょうか?
もしオークションでETHを使う場合、入札するたびにETHをOpenSeaに送金することになります。
そのため、複数回入札するためには必要以上のETHをウォレットに入れておかなければいけなくなってしまいます。

図の例では、入札者Aは最終的に返金されるとはいえ、落札するまでに5ETH払っていますね。

そこで、OpenSeaのオークションではWETHの自分の仮想通貨を”他の人”が代わりに送金できる機能を活用しています。
具体的には、オークションに入札する人は、WETHを送金するのではなく「買いたい金額の情報+自分のサイン(署名)」をOpenSeaに提出します。
そして、オークションが終了するとOpenSeaは最高額を提示した人のウォレットからWETHをNFTを売った人に送金しているわけです。

落札者の仮想通貨を”OpenSea”が代わりに送金しているということ!
オファーでWETHを使う理由

WETHの代理送金機能を理解できていると、希望購入価格を提示するオファーでもWETHを使う理由もかんたんに分かるはずです。
オファーを出した時点でNFTは出品されていないため、売り手がオファーを受けたときに売買が成立することになります。
そのため、売り手がオファーを受けたタイミングで仮想通貨とNFTの交換をおこなうには、OpenSeaが買い手の代わりに仮想通貨を送金する必要があるため、WETHが使われるというわけです。
WETHを使うタイミングと方法
一般的にWETHを使うタイミングは以下の2つです。

それぞれの詳細な手順はリンク先をチェック!
WETH(赤イーサ)の入手方法
WETHを入手する方法はたったの3ステップです。
- ETHを手に入れる
- OpenSeaでETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する

スマホの画面で説明しますがパソコンも同様!
手順1:ETHを手に入れる
- ETHを手に入れる
- OpenSeaでETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
WETHを手に入れるには、まずETHという仮想通貨を準備しましょう。

各項目が関連記事のリンクになっているので、実施していない項目があればサクッと終わらせちゃいましょう!
手順2:OpenSeaでETHをWETHに変換する
- ETHを手に入れる
- OpenSeaでETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する
つぎに、OpenSeaというNFT売買サイトでETHを
WETHにきます。

メタマスクアプリのブラウザからOpenSeaのトップページにアクセスし、上部にある「≡」をタップ。

「My wallet」をタップ。

ETHの「︙」をタップ。

「Wrap」をタップ。

ここで、持っているETHを
WETHに変換できます。
変換する金額を入力したら「Convert tokens」をタップ。

WETHをETHに戻すときにETHが必要になるので、0.01ETHぐらいは残しておくのがおすすめ!

ETHをWETHに変換するためのガス代(手数料)を支払います。
ガス代に問題がなければ「確認」をタップ。

ETHをWETHと交換したことをイーサリアムネットワークに記録しなくちゃいけないのでガス代が掛かる!

問題なければ処理中の画面が表示されます。

処理が完了すると、ETHがWETHに変換されます。

これでOpenSeaのオークションやオファーができるようになります!
手順3:WETHをメタマスクに表示する
- ETHを手に入れる
- OpenSeaでETHをWETHに変換する
- WETHをメタマスクに表示する

メタマスクアプリをひらいて「トークンをインポート」をタップ。

トークンアドレス
0xC02aaA39b223FE8D0A0e5C4F27eAD9083C756Cc2
トークンシンボル
WETH
トークンの小数桁数
18
トークンアドレスを入力してトークンシンボルとトークンの小数桁数が自動入力されたら「インポート」をタップ。

正しいトークンアドレスが入力されていればWETH(Wrapped Ether)が表示されます。
WETHをETHに変換する方法
WETHをETHに変換する方法は以下のとおりです。

メタマスクアプリのブラウザからOpenSeaのトップページにアクセスし、上部にある「≡」をタップ。

「My wallet」をタップ。

WETHの「︙」から「Unwrap」をタップ。

ETHに変換したいWETHの金額を入力したら「Convert tokens」をタップ。

WETHをETHに変換するためのガス代(手数料)を支払います。
ガス代に問題がなければ「確認」をタップ。

ETHとWETHの交換に掛かるガス代はETHで支払うことに注意!

問題なければ処理中の画面が表示されます。

処理が完了すると、WETHがETHに変換されます。
よくある質問
WETHについてよくある質問をまとめてました。
おわりに:オークションやオファーをしてみよう!
これでOpenSeaのオークションやオファーで必要なWETHを入手することができました。
あとは実際にオークションやオファーに参加してNFTを買ってみましょう!
それでは:)